講師・鈴木成翠
- HOME
- 講師・鈴木成翠
書道歴30年。現役の書家です
教室は約10年の歴史があります
語りつくせない書道への思い
書道に入門してずいぶん経ちますが、今も筆を執り、墨を摺るたびに、新鮮で真剣な思いがすることがまずうれしいです。書くことに集中していると、心は静かで穏やかになり、同時に、どこか感覚が研ぎ澄まされていくような気がします。これは、かなり書道に特有のものではないでしょうか。いや、お茶やお花にも共通する要素かもしれませんね。このように、日本の伝統(的な美意識や繊細な感覚)とか文化への、普段はなかなか開けることのできない通路を開いてくれる。そんなところもとても素晴らしいと思っています。
仕事も教室も、創作にも、全力投球
実は、私、ウィークデーには「社長」として、仕事に没頭しております。小さいながらITを事業とする会社を経営し、自らもSEとして多様なプロジェクトに参画したり率いてきました。でも、教室も決して余芸ではないんです。確かに開催日は限られるのですが、生徒さんを指導したりともに学んだりすることは、こちらも本業という心づもりで臨んでいます。ある意味、どちらの仕事も「創造的」という点では似通っています。そして、どちらも心から楽しみたいと思うのです。そして、大型作品を中心とした現代書やアート書道の分野でも作品を発表する「現役の」書家でもあります。
書の素晴らしさ、伝えたい
教室に来たときは、まず「あいさつ」。そんな礼儀や躾の面。姿勢を正し、書くことに集中することで生まれる「身体と心のバランス」。そして感性や感覚を育み、その人の人生を、あるいは人間性を「豊かにしてくれる作用」。多くの側面を持つ、書道の魅力を、自らの実践を通して、一人でも多くの生徒さんに伝え、分かち合っていきたいと思います。そんな私・鈴木成翠の作品や創作風景を少しご案内いたします。